最終更新日: 2026年1月12日

■目次

  1. クラフトウイスキーの魅力と特徴
    • クラフトウイスキーとは
    • クラフトウイスキーの魅力とは
    • 小規模蒸留所(クラフトディスティラリー・マイクロディスティラリー)とは
  2. 北海道のクラフトウイスキーの特徴とこだわり
    • 北海道にあるウイスキー蒸留所の数
    • 北海道の酒文化とクラフトウイスキーの特徴は?
  3. 北海道のウイスキー蒸留所オススメ一覧
    • ニセコ蒸溜所
    • 利尻蒸留所
    • 馬追蒸溜所
  4. ウイスキーの種類と飲み方あれこれ
    • ウイスキーの種類とは?
    • ウイスキーのオススメの飲み方



【この記事を書いた人】

アウグスビール株式会社
取締役COO 村井 庸介

店舗併設型クラフトビール工場の立ち上げ支援を行う。
1985年生まれ。慶應義塾大学を卒業して野村総合研究所に入社。
独立後、老舗クラフトビールのアウグスビールの坂本社長と出会い、クラフトビール造りにほれ込み株主となる。




1. クラフトウイスキーの魅力と特徴



クラフトウイスキーとは

ウイスキーとは、麦芽などを発酵させて樽で貯蔵して造る蒸留酒ですが、その中でも「クラフトウイスキー」とは、小規模な蒸留所で製造されるウイスキーのことを指します。

明確な定義があるわけではありませんが、クラフトビールと同様に、大量生産ではなく小規模な蒸留所で作られた個性的なウイスキーと言えるでしょう。

クラフトウイスキーのcraftには「手作業で作ること」「工芸」「技術」などの意味があり、職人が手作りしたウイスキーというニュアンスが含まれます。

クラフトウイスキーは、個性的で独創的なウイスキーが多く、一般的な大量生産ウイスキーとは異なる、独自の風味と品質が楽しめるのが魅力です。


クラフトウイスキーの魅力とは

クラフトウイスキーの最大の魅力は、その多様性と個性にあります。

小規模生産ならではの柔軟性を活かし、地元の原材料を用いたり、独自の造り方を採用したりすることで、他では味わえない個性的なウイスキーが楽しめるでしょう。

また、生産者の物語や情熱、その地域の想いが反映されていることも多く、ウイスキー造りの背景を知ることによって、より一層楽しめるという点もあります。
どこでも買える大量生産のウイスキーと違って、その地域・そのお店でしか味わえないウイスキーは、観光客や旅の土産にも人気です。

特別感のあるクラフトウイスキーは人気が高まっており、日本の高品質なジャパニーズクラフトウイスキーは外国人観光客にも注目されています。

ますますこれからもクラフトウイスキーへの注目が高まりそうですね。


小規模蒸留所(クラフトディスティラリー・マイクロディスティラリー)とは

小規模蒸留所とは、その名の通りクラフトウイスキーが造られる小規模の蒸留所のことです。

蒸留所は英語でdistilleryであることから、従来は「マイクロディスティラリー」と呼ぶのが一般的でした。

「クラフト」という言葉が使われるようになってからは「クラフトディスティラリー」と呼ばれることも増えてきます。

他にも、「小規模蒸留所」「クラフト蒸留所」「ウイスキー蒸留所」など様々な呼び名がありますが、これらの呼び方に明確な定義はありません。

ディスティラリーという言葉は一般的には馴染みがないかと思われますので、この記事では「ウイスキー蒸留所」と記載しています。




2. 北海道のクラフトウイスキーの特徴とこだわり


北海道にあるウイスキー蒸留所の数

北海道にあるウイスキー蒸留所は「7軒」です!(2024年9月現在、出典:JWIC)

北海道にはウイスキー蒸留所が7軒あり、全国的にも多いと言えるでしょう。

札幌やニセコに存在する他、ニッカウヰスキーの工場も余市にあります。
冷涼な気候と水源と土地の豊富な北海道は今後もウイスキー蒸留所が増えていきそうです。




北海道の酒文化とクラフトウイスキーの特徴は?

北海道は、日本最北の大地で、豊かな自然と寒冷な気候が特徴です。
この環境を活かし、北海道では多様な酒が作られています。

まず、日本酒は道南や道央地方を中心に生産され、寒冷な気候が醸造に適しているため、すっきりとした味わいが特徴です。
地元で育てられた酒造好適米「吟風」や「彗星」が使用され、繊細な香りとキレのある味わいの酒が多く作られています。

また、余市町や富良野地域ではワインの生産も盛んです。
特に余市町は冷涼な気候がブドウ栽培に適しており、フルーティーで酸味のあるワインが特徴です。
さらに、北海道ではクラフトビールやクラフトウイスキーも注目されており、余市町のニッカウヰスキー蒸溜所では、ピート香の強いスモーキーなウイスキーが作られています。

3.北海道のウイスキー蒸留所オススメ一覧


ニセコ蒸溜所

住所:北海道虻田郡ニセコ町ニセコ478-15

公式サイト・SNS:https://niseko-distillery.com/ja/

ニセコ連峰の雄大な山並みを見渡す北海道ニセコ町にある蒸留所です。

ウイスキーのリリースは2024年以降を予定し、ジンを含めて年間9万リットルの生産量を計画している。

ニセコ蒸溜所の周辺にはリゾートホテルが整備され、保養地としての人気も高いことから、インバウンド需要も高い土地です。
ツアー形式で蒸留工程の解説や貯蔵庫の見学、バーカウンターでの有料試飲も出来るようになっています。


利尻蒸留所

住所:北海道利尻郡利尻町沓形神居128-2

公式サイト・SNS:https://kamuiwhisky.com/ja/home-ja/

カムイウイスキーが運営する蒸留所です。

北海道の北端、稚内市の沖合に浮かぶ利尻島で2022年にオープン、2025年に初出荷を予定しています。
カムイウイスキー社の創業者はアメリカ人のケイシー・ウォール氏で、アイラ島を訪れた時の感動が利尻蒸留所開設のきっかけになったといいます。

利尻蒸留所のワンバッチは麦芽175㎏と、日本最小クラスです。
冬にはマイナス20℃にもなり、操業ができないため、12月末から3月までは完全に休止するのだそうです。

馬追蒸溜所

住所:北海道夕張郡長沼町字加賀団体

公式サイト・SNS:https://maoidistillery.com/

2022年9月よりウイスキーの蒸留を開始しました。
 
元々マオイワイナリーでしたが、ワインだけでなく、フルーツブランデー、グラッパ、グレーンウイスキー、モルトウイスキーを造る計画で馬追蒸溜所を開設しました。

蒸留所には、馬追のワインのほか、グループ蒸留所である紅櫻蒸溜所のジンなども試飲できるカウンターがあり、商品の購入も可能です。ウイスキーが加わるのは2025年の予定とのことです。



4. ウイスキーの種類と飲み方あれこれ

ウイスキーの種類とは?


お酒には「醸造酒」「蒸留酒」「混成酒」がありますが、その中でもウイスキーは「蒸留酒」に該当します。

ウイスキーや焼酎などの「蒸留酒」はビールやワインなどの醸造酒に比べ、アルコール度数が高めになります。

ウイスキーの中でも、原材料や産地によっていくつかの種類に分類されます。

有名なウイスキーの種類を5つに分け、「5大ウイスキー」と呼ばれますが、その種類は以下の通りです。

  1. スコッチウイスキー:
    スコットランドで製造され、少なくとも3年間樽で熟成されたもの。
  2. アイリッシュウイスキー:
    アイルランドで製造され、通常、三回蒸留されていることが特徴。
  3. アメリカンウイスキー:
    主にバーボン、ライ、テネシーなどがあり、独自の製法と厳格な法規に従って製造されます。
  4. カナディアンウイスキー:
    一般的にマイルドで滑らかな口当たりが特徴。
  5. ジャパニーズウイスキー:
    スコッチウイスキーの影響を受けつつ、独自の洗練された製法で知られる。

日本のウイスキーも、「5大ウイスキー」の1つとして親しまれているのですね。


ウイスキーのオススメの飲み方は?

ウイスキーの楽しみ方は多岐にわたりますが、代表的な飲み方を紹介しましょう。

  1. ストレート:
    その名の通り、ウイスキーをそのまま飲む方法。ウイスキーの複雑な風味と香りを直接楽しめます。
  2. オン・ザ・ロック:
    氷で割る飲み方です。氷を入れることで、味がまろやかになります。
  3. ハイボール:
    炭酸割りの飲み方です。さっぱりとした飲み口になり、食事との相性も良くなります。
  4. カクテル:
    ウイスキーを様々なリキュールやジュースと組み合わせてカクテルとして楽しむ飲み方です。多様な味わいが楽しめます。

ウイスキーには飲み方が豊富で、ウイスキーの種類やその日の気分、飲む環境によって選ぶことができるのが魅力です。

色々な飲み方を試しながら、自分好みの飲み方を発見できるのも楽しいですね。

是非、あなたのお気に入りのクラフトウイスキーを、お好きな飲み方で楽しんでみてはいかがでしょうか。






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